伽羅

COLUMN

その様やさしく位ありて、苦をたてるを上品とす。自然とたおやかにして優美なり。譬えば官人の如し。。。

日曜日は沈香博士こと長島先生にお願いし【和の香り】の講座と、先日ご一緒させて頂いたインドネシアで開催されたアロマの会議の凱旋講演を主催させて頂きました。



【和の香り】ということで、香道のお話を。
歴史の最初で勉強する「鑑真」が仏典とともに香薬を持って来たことから始まる和の香り。
鑑真は言わば古のパフューマー。

沈香の香りも3種類「聞き」ました。
現代は香りをかぐと言ってしまうけれど、やっぱり「聞く」と表現したい✨
香りに対し「あなたはどのような香りなのですか?」と、香りに問いかけをし、そして心で味わう。。。

なんと、奥深い。。。
またまた色々と学びたくなってしまいました。
香りの世界は本当にエンドレス…。

冒頭の言葉は、香道の解説書である「六国列香乃辯」にある、沈香の最高品質と言われる「伽羅」の香りを表現したもの。

香りを大和言葉で表現するのも、大変雅で素敵💕

沈香:香木のこと。アロマではアガーウッドと言われ大変稀少なものです。
長島先生はその沈香の研究をされ、化学構造を解明されました。



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