古代オリエント博物館で開催されている【香りのシルクロード】展に行って参りました。
とても稀少な香りを実際に香ることの出来る展示もあり、興奮しながらもゆっくり楽しみました。
古代から現代、エジプトから日本の、様々な時代と地域の香りの歴史を垣間見ることができました。
神に捧げる香り、死者への弔の香り、宗教行事に使われていたもの、医学的なもの、飲食用…。
また、香水瓶もエレガントで芸術的なものばかりで、うっとり。
香りって、実用的でもあり、趣向的なものであることは、昔から変わらないのですね。
一番興味深かったものが《源氏香図》。
香りの組み合わせを源氏物語の巻名52帖(巻頭と巻末除く)に見立てて遊ぶとのこと。なんて知的で、なんて優雅なのでしょう…。香道にも興味を持ってしまいました♪
今週末までの開催です。
ご興味あるかたは、是非。おすすめです♪
